県展

芸術の秋、というわけでもないが、県展を見に行く。県立美術館で洋画、日本画、立体作品を見た。

もちろん目的は例の作品がどのように飾られているかを見ることなのだが、幸いにもメイン会場の奥まった部分にかけていただいていた。場所的には、実力からすると過分なる待遇、といったところか。お世話いただいた方に、感謝するのみである。

今回は抽象的作品が少ないようで、その面では残念だった。しかし入選作品は、さすがに力作揃い。迫力ある作品群を前にすると、私でもいっぱしの美術愛好家気取りになるから不思議なものだ。

県展という場ではあったが、こうしたゆったりとした時間を持つことは非常に大切なことだ、と改めて実感した次第である。